買った物、借りたもの。

[rakuten:ebest-dvd:11486369:detail]
ヒッピーから借りた、bloodthirsty butchersのアルバム『kocorono』。
…ヤバイ。今まで聞いた中でも最高といっても良いくらいのアルバムです。アルバム単品で考えるならピロの『Please Mr,Lostman』並かそれ以上。
このアルバムには、聞いた人間を揺さぶる『何か』が存在する。まさに『全て聞かなければ分からない』アルバムだ。
一曲目、『2月(フェブラリー):親愛なるアレックスさんへ』ですでに彼らの世界に引きずり込まれる。そして五曲目『6月(ジューン):あめ,アメ,雨』、六曲目『7月(ジュライ):心』この二曲で涙腺を破壊される。平仮名を多用し、日本語を大切にした優しさ、切なさ、鋭さを同居させた感傷的で情緒的な歌詞。日本の四季・12の月を各曲のタイトルに配しており、アルバムとしてのテーマもしっかりしている。
静と動を上手くかみ合わせたメロディの良さ、爆音で鳴るゆがんだノイズギター、その空間を埋めるようなベースとドラム。そしてボーカル吉村のド下手なボーカル。これら全てが絶妙に混ざり合い、凄まじい『何か』を作り上げる。その『何か』は僕たちの『Kocoro』を揺さぶり掴んで離さない。
日本で音楽をやっていて、ロックミュージック好きを自認するならば、聞かなければならないアルバム。聞いてくださいではなく、聞け。

注文してて、ようやく届いた『Official another story Clannad光見守る坂道で
CLANNADの前日談と後日談。どの話もいい感じだったっす。個人的には風子の話と汐の話がお気に入り。
…こっちのレビュー短いなー。まだ二回しかよんでないし。しっかり読んだらまた書く。