久々に

村上春樹読んだ。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

『世界の終りとハートボイルド・ワンダーランド』この本はかなり面白い。
『世界の終り』パートと『ハートボイルド・ワンダーランド』パートの二つの話が交互にあるのだが、そのまったく関係なさそうな話が絡み合い、つながっていく。それが面白くてぐいぐいこの本の世界観に引き込まれていく。
読み薦めるにつれて徐々に明らかになる二つの世界の意味。主人公と登場人物の哲学的ともいえる会話。
そして、最後に主人公が選ぶ答え。
この最後のシーンは本当に予想外。読者の想像の斜め上を行っています。
多少難しい内容ですが、一回読めばはまる事間違いなし。