紹介とか

さよならさよなら、またあした (ウィングス・コミックス)

さよならさよなら、またあした (ウィングス・コミックス)

シギサワカヤ『さよならさよなら、またあした』
ほとんど更新してなかった(今もか)大学時代にダダはまりして気づけば既刊を全部そろえてしまったシギサワカヤの最新作。この作家は基本エロかったり殺伐としてたり浮気だったりの若干大人っぽい作品が多いのだけども、今回は割と純愛もので病弱ヒロインもの。キーワードだけ抜き出したら割とありがちと思われがちな作品だけどもこれがすごい。わかりやすく、だけども強烈に『生きる』ことを描いている。ただ重いのでなく要所に軽さやギャグもあり、すらっと読める。
最後の「今日も今日が来た」って台詞が相当グッとくる。
ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)

今井哲也『ぼくらのよあけ』
前作『ハックス!』が大好きなのでなんだかんだで購入した作品。未来の世界の設定がすごく楽しい。こんな未来になったらいいなぁと思える。そしてキャラがみんな生き生きとしていてすごくいい。全十話と短い中にがっつり詰め込んでいてとても密度の高い仕上がりになっている。後、見せ方(コマ割り)が本当にうまい。こればかりは読まないとわからない。是非に。