読書。

なんか色々よんだよー。相変わらずネタバレ控えめのレビュー。

檸檬のころ (幻冬舎文庫)

檸檬のころ (幻冬舎文庫)

豊島ミホ『檸檬のころ』
……よかったんだけど、前作『エバーグリーン』があまりにも最高すぎて、十分に名作といえるんだが「こんなもんかぁ」って思ってしまう短編集。ほんと、素晴らしいんですよ。この作家さん、高校生活がクソだったらしい。けどそんな中にも青春というものがあって……みたいな感じで小説かいてるらしい。
なんつーか、携帯小説(笑)でリアルを感じるクソアマどもはこの短編集を300回くらい読んで来いって感じ。リアルってーのはこういうののことを言うんだよ。
……この作家の音楽の趣味は、ものすごーく俺とかヒッピー寄り。一部のキャラの会話で吹いたww
スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))

スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))

山際淳司スローカーブを、もう一球。』
江夏の21球』、『背番号94』、『スローカーブを、もう一球。』この三つの作品は絶対読まなきゃならない作品。取材に基づいた文に、彼独特の表現を混ぜた文章は最高。
星々の舟 Voyage Through Stars (文春文庫)

星々の舟 Voyage Through Stars (文春文庫)

村山由佳『星々の舟』
架空の一家である水島家の人生が描かれた短編集。兎に角優しくて、切なくて、悲しい短編集。
直木賞受賞作であるらしく、案外読みやすかった。
ロウきゅーぶ!〈2〉 (電撃文庫)

ロウきゅーぶ!〈2〉 (電撃文庫)

蒼山サグロウきゅーぶ!2』
相変わらず、挿絵に反して熱いバスケ小説。若干1巻に比べたらロリ分が増えてたけども、それでも損なわれないテンポのよさは中々のもの。