夏の決心、遠く遥かに。

――夏休みは、やっぱり、短い。
こんな曲がラジオで流れてた。僕はこの曲を知っている。遠いあの日、毎日のように聞いていた。
あの頃の夏休みはきらきらと輝いていて、本当にあっという間だった。
ラジオ体操行って、九九覚えて、友達の家へと駆けていく。空が何処までも透き通っていたのを覚えている。刺すような太陽の光の下、木陰でアイスを食べる。夜には花火。あの頃の夏休みは、やけにきらきらしていた。
意味無く朝になると胸が高鳴り、毎日が冒険だったあの日。
“あの虹を それでもまだ見てる 不自然じゃない みっともなくても”
子供には平等に訪れる夏休み。いつからだろう、夏休みがどうでもよく感じるようになったのは――
……なんてことをずっと、『夏の決心』『白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター』聞きながら思いました。あの日の夏は、きっと手が届かないから輝くんだと思います。ここまでしっかり夏休み満喫できてよかった。まぁ今年は微妙だったけどね。
折角だから二曲とも張っときます。
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『夏の決心』
ポンキッキ(ーズ)でおなじみの楽曲です。今聞くと当時の1000倍切ない。ポンキッキ系の曲は基本神曲ばかりだと思うんだ。このほかにも『歩いて帰ろう』とか『地球をくすぐっチャオ!』『ピピカソ』とかさぁ。……この話題になると絶対言ってる事がありまして。誰か『空を飛んでみたいな』って曲覚えてませんか?凄い好きだったんだけども何処にも音源が無い。
D
『白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター―egoistic ver―』
PVがあるのがショートバージョンだから適当に画像貼り付けたのを転載。『夏の決心』と遂になる感じがなんとなくします。序盤がゆったりめなだけに終盤の激しさが際立ちます。ずいぶん前に紹介記事書いてたな。シングル版だけど。